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結婚・出産を機に職場を離れ、「家事・育児に専念してきたけど、そろそろ働きたいなあ」という30代の女性は多いのではないでしょうか?
「子供も手がかからなくなってきたし、これから、学費やら何やらの出費も増えるし、旦那のお給料だけだと心もとないしなあ….」と。
ここでは、女性が結婚・出産・育児のために離職した後、数年のブランクを経て、社会復帰する際に、立ちふさがる壁とその対策について考えたいと思います。
さて、育児期の女性が社会復帰を考えはじめた場合、時間のコントロールがきくアルバイトやパートを希望する人も多いでしょう。
その一方で、30歳を過ぎてから子供への負担が少なくなってきたタイミングで、正社員としての再就職にチャレンジしたいといったケースも出てきますよね!
そもそも、結婚や出産にかかわらず、ブランクを作らずに、働くことを継続したい、社会との接点を持ち続けたいなど、キャリアウーマンとして一線で仕事に関わりたいといった30代の女性も増えてきています。
そうはいえ、主婦業は大変ですので、結婚・出産のタイミングで、いったんは退職して家事・出産・育児に専念し、ある程度落ち着いてから、30歳前後で再就職を考えるパターンの方が多いのではないでしょうか?
あなたの場合はどちらのパターンですか?
目次
30代女性のワークライフの傾向
女性のワークライフの傾向として、再就職を希望する割合は増加しているという内閣府の調査結果があります。
女性が再就職したい理由としては、「収入を得る必要が生じたため」いう回答が45.3%も占めています。
参考データ
『女性のライフコースの理想と現実』・専業主婦コース:結婚し子どもを持ち,結婚あるいは出産の機会に退職し,その後は仕事を持たない
・再就職コース:結婚し子どもを持つが,結婚あるいは出産の機会に一旦退職し,子育て後に再び仕事を持つ
・両立コース:結婚し子どもを持つが,仕事も一生続ける
・DINKSコース:結婚するが子どもは持たず,仕事を一生続ける
・非婚就業コース:結婚せず,仕事を一生続ける
男性が女性に期待するライフコースでも,専業主婦の割合が平成9年の20.7%から22年の10.9%に半減している。また,再就職コースは1割減となっており,両立コースが大きく上昇している。
出典:内閣府男女共同参画局 Gender Equality Bureau Cabinet Office より引用・抜粋
つまり、経済的な理由の人が多いようですが、社会進出する女性も増えていますので、30歳を過ぎても、自己実現のためのキャリア志向の人もいますよね!
あなたはどちらで派ですか?
30代で再就職を希望する女性の就職活動の現状
出産・育児でいったん仕事を辞めざるをえなくなった女性の多くが、再就職を希望しているにもかかわらず、実際に就職活動をしている人はそれほど多くないといったデータもあります。
働きたい気持ちはあるけれど、やはり子育て、家事の両立の大変さを考えると、二の足を踏んでしまうのが現実のようですね。
出産という人生の一大イベントがあるのは、女性のみです。
もちろん、夫も関わりはあるのですが、実際に子供を生むのは女性ですから、出産・育児と仕事の両立については、30代女性特有の悩みと言えますよね。
これは男性には理解したくても、なかなかできないのが現状ではないでしょうか?
とはいえ、男性の協力は必須ですよね!…汗(著者)
『やっぱり働きたい!』と思う30代女性のマインドセットとは?
家事・育児をしながらの再就職を目指すアラサー女性に立ちはだかる壁は確かにありますが、それを理由にチャレンジすることを諦めてしまうのは、とてももったいないと思います。
ですから、働きたいという強い気持ちがあるのであれば、どうすれば実現できるのかを考える必要があるのです。
ここでは、あなたがその壁をどう乗り越え、新しい職場を見つければいいのかの基本的なマインドセットの仕方をお伝えしますね!
30代女性の再就職に限らず、新しい職場を探す時に共通するとても重要な考え方があるのです。
あなたが理想とするライフスタイルを考えてみましょう!
まずお伝えしたいこと、それは、あなたの理想とするライフスタイルが何であるかです。
結婚し、子宝にも恵まれ、今あなたは家族の一員として、妻として、親としてのいくつかも役割を担っているわけです。
結婚、出産といった人生における大切なステージにあなたはいる
結婚、出産という一大イベントを経て、あなたは家事、子育てといった大切な人生のステージにいるのです。
このステージというのは、今までに経験したことのない忙しさ、大変さが身にしみる時期かもしれません。
そして忙しい日々の繰り返しの中では、将来の夢を描くことや周りの風景をゆっくりと見渡すことなどできないのではないでしょうか?
ですが、そこに埋没せずに、あなたの自己実現とは何かを考えてみましょう!
女性だから・・・といった時代ではない、30代だからこそ人生のロードマップを描こう!
「多くの女性が結婚をすると、家族のため、子供のためといった形で家を守ることがとても重んじられます。」という考え方は、ひと昔前の話です。
日本という国は、他の先進国と比べると、女性の社会進出といった意味では、かなり遅れを取っているのが現実です。
ですが国の制度が整っていないからといったことを理由のみで仕方がないで済ませることだけは、やめましょう!
あなたとしての自己実現とは何かを考えてみよう
日本は成長社会を終え、成熟社会の先にはどのような社会が待ち受けているのでしょうか?
終身雇用もままならない現状、男だから、女だからとか、もう30代で若くないからといったようなことは通用しなくなってくるのです。
だからこそ、あなたが妻になろうが、親になろうが、常に輝ける人生を送るためには、何が必要なのかを考えるべきなのです。
歳にかかわらず、あなたが魅力的に生きていくためのロードマップを作りましょう!
さて、そのロードマップとは、何でしょうか?
30代女性のワークライフのロードマップは2通りある
それは、妻、母としての役割とビジネスウーマンとしての役割を両立する”のか、あるいは、家庭重視で仕事はあくまでプラスα(アルファ)にする”のかに分かれるといったことです。
仕事にもやりがいを持ちたい派と、ワークライフ・バランス重視派、あなたはどっち?
具体的には、”子持ちでもバリキャリウーマンといった仕事での自己実現を目指すケース”と、それに対し、”家事・育児をあくまでメインとして夫の収入を補完する意味合いでの働き方を選ぶケース”のいずれかに別れるのが基本的な考え方となります。
つまり、”男性に負けないくらい働くキャリアウーマン戦略”なのか、”家庭を軸としたワークライフ・バランス戦略”なのかに分かれるのです。
話をまとめると、”あなたの働き方、ワークスタイルを決めること”それこそが”30代から考えるべき女性である、あなた自身のロードマップ”となります。
30代の女性は、人生のロードマップによって、使う求人サービスは異なる
このロードマップにより、求人サイトや人材紹介会社、派遣会社などの活用の方法が分かれるのです。
なぜなら、30代のあなたが目指すワークスタイルによって、求人企業の採用ニーズがまったく異なるからです。
つまり、あなたはあなた自身のワークスタイルとマッチした求人サービスを使う必要があるのです。
30代になった今、あなたの働く目的がとても大事だと再三お伝えしているのは、こういった理由からなのです。
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それでは具体的に、30代のあなたが描くロードマップ別の戦略はどのようなに組み立てるべきなのかを考えてみましょう!
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