
人生を80年として、何日あるかを数えてみました。
人生80年は29,200日
1年356日 x 80年 = 29,200日
さて、29,200日って、意外に少ないような気がしませんか?
この日数を聞いても、ピンとこない人も多いでしょう。
それでは、もう少し細かくしてみましょう。
ライフステージ別に、日数を算出すると…
大人になるまでの日数 7,300日
0歳から成人するまでの日数は、356日 x 20年 = 7,300日
7,300日かけて、大人になるわけです。
社会人としての日数 16,425日
20歳で社会に出て、仕事に就くとして、65歳で引退する場合、365日 x 45年 =16,425日
このライフステージは、人生の中心にとなります。
自立し、社会との接点を持ち、生活の基盤を作り、結婚し、子供を育て、人生のピークと衰えを経験する等々。
引退してから、死ぬまでの日数 5,325日
引退してから、80歳で死ぬまで、365日 x 15年 = 5,325日
このステージは、今の時代は晩年をひっそり生きるより、新たな人生を楽しく生きるといった人も多いのではないでしょうか?
65歳からの15年間って、仕事を完全に辞めているとしたら、1日8時間、通勤時間の往復を入れて、10時間の拘束だとして、10時間 x 5日間 = 1週間50時間
1年間は48週なので、50時間 x 48週 = 2,400時間
1年2,400時間 x 15年 = 36,000時間
36,000時間 ÷ 24時間 =1,500日
要は、仕事をしてきた65歳までに比べ、仕事を辞めてからは、仕事をしない分、1,500日間、仕事以外で使えるということです。
もちろん、年をとることで、病気になったり、行動範囲がせばまったり、記憶力が衰えたりするので、若い時のようにアクティブに動けないかもしれません。
しかし、65歳から80歳までの生活するためのお金があり、健康でいられれば、現役時代の15年間と比較すると、会社に拘束される時間、1,500日分(約4年)、若い時と比べ、多く使えるという計算になります。
余談ですが、ちなみに今私は50歳と4ヶ月(2018年2月現在)
生まれてから、約17,581日目。
運よく80歳まで生きられるとしたら、あと32年 x 365日 = 11,680日
今は、フリーのライターをしていますが、65歳で引退するとしたら、あと16年 x 365日 = 5,840日となります。
もう会社に拘束される時間はなくなりしたが、実労働時間は、サラリーマン時代よりも長いですが、かなり充実しています。
土日もなく、1日最低12時間は、リサーチと執筆に時間を費やしていますので、65歳までこれを続けるとすると、1日12時間X365日=1年4,380時間 x 15年 = 65,400時間 ÷ 24時間=2,725日(15年間)が仕事している日数。
諸々まとめると、残りあと15年間のライフワークで、やりたいことをやりきるといったことです。
まあ、時間の定義は人それぞれですので、「どう時間と向き合うのか」といったことを定義しないと、ただの数字遊びで意味がありません。
例えば、読書、旅行などの趣味や家族との時間など、どう生きがいを持って暮らしていけるかですね。
経営者もサラリーマンも、働いている時間がもっとも多いはずです。
ですので、そのライフワークに費やす時間は、自分の時間を犠牲にしていて、魂を売っている的な考えではもったいないですよね!
つまり、働いている時が一番、気持ちがよく生きがいを感じるのであれば、その時間をいかに充実させるかといった観点で人生、時間のよい使い方を見出せばよいと思うのです。
例えば、若い時に身につけておいたスキルをしっかりと磨きをかけ、その時代に合った形でバージョンアップし、引退後も使えるようにしておけば、老後も充実した人生が送れますよね!
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今回ご紹介する書籍は、 転職のみならず、働くこと、生きることとは何か、一生をどう生き抜くかといった多くの気づきを私たちに与えてくれる珠玉の一冊です。
30代、40代の方にオススメです。
坂の上の坂 単行本 – 2011/11/22
リクルートを経て、日本初の民間企業出身の校長になった藤原和博氏の人生の指南書。
内容紹介
あなたの人生の後半戦、この一冊が分かれ道。
司馬遼太郎の名著『坂の上の雲』の舞台となった明治維新直後の日本は、平均寿命が今の約半分でした。
一仕事終えた後は自然に枯れていき、隠居生活の後に奇麗に死ぬことができました。
でも、多くの人が80代まで生き延びる現代では、仕事をひとやま超えたからといって、余生を慣性だけで生きるのは無理があります。
いまや50代から70代くらいまでの30年間は、単純な「老後」ではなくなりました。
坂の上にあるのは「雲」ではなく、「坂の上の坂」なのです。
この事実を、いったいどれほどの人が本当に理解して人生設計しているでしょうか?
この本では、上り調子に坂を上る人生を歩むために50代までに何を準備しておけばいいのか、本当に必要なことを提案します。
出典:amzon 商品説明より全文を抜粋
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