
この記事は、”会社を辞めたい、だけど周りに言えない。どうすればいいんだろう”と悩んでいるあなた向けのものです。
周りとは、同僚、上司などの同じ職場で働く人のことです。
さて、今の職場においての悩みや転職理由は、主に給与などの“お金の面”や上司、同僚などの“人間関係”が上位という大手転職サイトの調査データがあります。(後述)
そして、残業、休日出勤など業務量の多さなどの“会社の仕組みや制度”、”仕事の内容”などの不満をお持ちの方も多いですね!
それから、”漠然とした将来の不安”をお持ちの人もいます。
とにかく”仕事、会社を辞めたい!”、だけど”言えない”といったことは、多くの働くひとたちが抱える悩みなのです。
ここでは、あなたが「会社辞めます!」と言える方法を解説しております。
そういった悩みを抱えるあなたが、それをどう捉え、それに対し、どう対策を取るべきかを事例を交えて紹介していきたいと思います。
そして、あなたにぜひ使ってみてほしい『辞めたい理由を構成する5つの要素』という分析シートも含め、永久保存版の記事として作りましたので、しっかりと読んでいただきたいのです。
仕事を辞めたい時はこれ!
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- 会社を辞めたい人向けの記事
目次
そもそも今の職場に100%満足
している人などいない
さて、いつの時代も会社、職場、仕事に対し、100%満足している人って、それほど多くないのが現実ではないでしょうか?
とはいえ、100%満足していないにしても、その悩みの度合いによっては、やはり限界がありますよね!
その限界値を超えたレベルに達した時が、いわゆる「辞めたい」といった感情です。
あなたの理由が何であれ、「仕事を辞めたい」といった素直な気持ちを無理に押し殺すのは、精神的によくありません。
ですから、まずはあなたの心の中を整理することが大切です。
まずは、なぜあなたは「会社を辞めたい」と思っているのかを、具体的かつ客観的に捉えることから始めてみませんか?
そもそも何のために働くのか?
そもそも会社は楽しいことばかりどころか、辛いことの方が多いかもしれません。
それに毎日通勤電車にもみくちゃにされて、会社にたどり着くだけでも大変ですよねwww
それでも、家族のために働かなければならないと思うビジネスマンもいれば、一人暮らしのOLや社会人になりたての人もいると思います。
そして、家族のため、生活のためだけではなく、自分のやりがい、自己実現のためや、スキルアップのためといったケースもあるでしょう。
つまり、人の働き方やその目的は様々なのです。
あなたは、なぜ今の会社を
辞めたいと思っているのか?
あなたは、なぜ今の会社を辞めたいと思っているのか?
さて、この問いに対し、あなたはすぐに答えられますか?
「・・・・・・」
急にそう言われても、”辞めたい理由”そのものが漠然としていたり、具体的には説明できないといったこともありますよね!
そんなあなた向けに大手転職サイトでのアンケート結果をご用意しました。
まずはこの中からあなたの“仕事を辞めたい理由”がどこに当てはまるのかを確認してみましょう!
仕事辞めたい、退職理由ランキング
大手の人気転職サイトのマイナビ転職が全国の会社員(正社員)を対象にインターネット調査をした結果がこれです。
≪「仕事を辞めたい!」と思った理由ランキング≫
1位:給与や福利厚生が良くない
2位:職場の人間関係が良くない
3位:休日や残業時間などの待遇が良くない
4位:仕事内容にやりがいを感じない
5位:会社に安定性、将来性がない
6位:仕事を正当に評価してもらえない
7位:経営理念や社風が合わない
7位:職場環境が悪い
9位:希望の勤務地でない調査方法/全国の20~35歳の会社員(正社員)を対象にインターネット調査
実施期間/2015年7月31日~8月2日、回答数370名
出典:転職サイト マイナビ 記事「本音と建前は必須? 退職理由ランキングと好印象な伝え方」より引用
この調査結果からわかることは、辞めたいと思う理由の上位は、給与条件などの”収入面”や職場の”人間関係”、”残業”などの待遇面が1位から3位を占めています。
そして、次の4位は、”仕事にやりがいを感じない” でした。
マイナビ転職によりますと、この1位から4位が全体の8割を占めるとの結果になっています。
さて、あなたの「仕事を辞めたい」理由はどれが該当しますか?
まずは、あなたの”会社を辞めたい理由”を整理してみよう
”辞めたい理由”を
書き出してみる
まずは、あなたが仕事、会社を辞めたいと思う理由を、ノートでもPCでもいいので、いくつも書き出してみましょう。
ここで重要なのは感情のすべてを外にアウトプットしてみて、頭の中を一度すっきりさせることがコツです。
書き出す際のポイントとして、あなたが辞めたいと思った理由のもととなる悩みの要素をピックアップします。
こちらの項目はマイナビ転職のアンケート結果に加え、よりあなたの思考が整理されるよう、筆者のオリジナルの要素を加えたものとなります。
辞めたい理由となる『悩みの要素を5つに分類』する
- 給与などのお金の悩み
- 残業、休日出勤などの1週間あたりの仕事量の悩み
- 仕事の内容や質の悩み
- 人間関係の悩み
- 企業文化や職場の雰囲気の悩み
この5つに他の何かを加えてみてももちろんOKですが、概ねはカバーできていると思います。
仕事を辞めたい理由を構成する悩みの5要素チェックシート
では、具体的にどう書き出せばいいのかがわからないあなた向けにワークシートをご用紙しました。
仕事を辞めたい理由を構成する悩みを5つの要素にしたものをエクセル型式で作りましたので、使ってみて下さいね!
悩みの5要素とは
”悩みの5要素”とは、端的に説明しますと、「お金」「仕事の量」「仕事の内容」「人間関係」「職場の雰囲気」となります。
★エクセルダウンロードはこちら!
書き出したものを
1日寝かせてみる
そして、あなたが書き出したものを1日寝かせてみて下さい。
そうした方がいい理由は、「冷静になる」ためです。
そして、冷静になった自分で再度それを眺めてみて、それが果たして妥当なのかどうかをじっくりと考えるのです。
辞めたい理由を頭の外に書き出す効果は、今のあなたから少し距離をおいた状態で、「客観視」できることです。
この作業はかなり重要です。
なぜなら、漠然と悩んでいても、堂々巡りになってしまい、何も変わらないからです。
その悩みは、”会社を辞めずに
解決できないか”を考えてみる
実はここからがとても重要です。
その書き出した内容が本当にあなたが抱えている悩みであり、本質的な問題なのかをしっかりと冷静に判断して下さい。
そして、仮に今の会社に残ったとして、辞めずに解決する方法はないのかをさぐってみて下さい。
つまり、辞めればすべてが解決するのか、辞めるほどのことでもないかどうかを、もう一人の自分に聞いてみるということです。
それができたら、あなたが挙げた悩みの5要素に対し、「今の仕事、会社を辞めないといった選択肢」がないのかを真剣に考えてみるのです。
ここも書き出してみて下さい。
その悩みは、”転職すれば解決
できるか”探ってみる
さらに、もし転職という手段を用いれば、あなたの悩みや問題点が解決に向かう可能性があるのかを探るのです。
ここまで、必ずやりましょう!
なぜなら、あなたの「仕事、会社を辞めたい」という感情は今後も変えることなどぜったいにできないからです。
とにかく、あなたの頭の中をスッキリさせること、思考をクリアにすることが、物凄く重要です。
あなたの悩みを解決する手段は何?
ここで、もう一度冷静にあなた自身を客観視してみて下さい。
さて、ここまで考えてやってみたことを整理してみましょう!
”仕事辞めたい”を再度整理する
- 仕事を辞めたいけど、人に言えない
⬇⬇⬇ - 辞めたいのには、理由があるはず
⬇⬇⬇ - その理由は、悩みがあるから
⬇⬇⬇ - 辞めたい理由を構成する5つの悩みの要素を書き出した
⬇⬇⬇
悩みの解決策 プランA | 悩みの解決策 プランB |
---|---|
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このように、あなたは、”仕事を辞めたいけれど、言えない”という感情からスタートし、その理由と悩みの要素を書き出すことであなた自身の考えを整理しました。
その結果、辞めなくても解決する悩みなのか、転職することで解決する悩みなのかのどちらかに結論が出たと思います。
さて、あなたはどちらですか?
悩みの解決策 プランA
『会社、仕事を辞めずに解決する』

もし、辞めなくても解決する悩みであれば、会社に残ってその解決策を実行してみましょう!
悩みの解決策 プランB
『転職して解決する』

そして、転職することで、その悩みを解決させるといった結論になった人もいますよね!
それがあなたの場合は、次を読み進めて下さい。
【まとめ】
”辞めたいけど言えない”場合の
自己分析と行動プラン作り
まずは辞めたい理由とその原因となる悩みを洗い出す
仕事辞めたいけれど言えないという記事テーマでしたが、辞めたい理由とその理由の要素となるあなた自身の悩みをしっかりと洗い出すことです。
「辞めなくても解決できる悩み」
「転職して解決できる悩み」
どちらかを判断
そして、「辞めなくても解決できる悩み」であれば、今の会社の中であなたができることをまずはやってみることです。
それでもどうしてもうまくいかないのであれば、転職という手段で解決するしかありませんよね!
ここを曖昧なままににしている限り、ストレスがいつまでも消えないので、けっして健全とはいえません。辛いだけですよね!
あなたの仕事、会社の悩みを
『転職で解決する』場合の行動
「会社を辞めること」「転職すること」は、働くすべての人の権利です。誰も止めることなどできません。
ですが、その悩みを『転職という手段で解決するしかない』場合は、すぐ「辞めたい」と上司、同僚に言ってはいけません。
つまり、「辞めたい」と言う前に、転職活動を始めることが先決です。
『しっかりとあなたが行動し、転職先を決めてしまえば、いつでも言えるようになる』といったことです。
⇒転職活動は、在職中に行うのが基本です。
なぜなら、先に退職の意志を伝えて、仮に退職することになった時に転職先が決まっていないと、様々な数多くのデメリットが生じます。
転職先が決まる前に、退職するデメリットについては、こちらの記事を必ず参照して下さい。

まずは、今の「辞めたい」といった不満、不安な気持ちは言葉に出さずに、ぐっと抑えた上で、その感情を前向きな思考、行動に変えて、あなたが理想の企業から内定をもらうことを最優先して下さい。
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