
転職活動における企業への最初の接点は、履歴書と職務経歴書です。
ここでは、職務経歴書についての考え方をお伝えしたいと思います。
ここは、物凄く重要なので、しっかりと理解して下さいね!
そもそも、職務経歴書って何のために必要なのか、あなたはわかりますか?
「・・・・・・・?」
ひと言でいうと、あなたの説明するためのものです。
つまり、説明書のようなものです。
一見、『取扱説明書』にも似ているかもしれません。
ですが、『取扱説明書』って、物凄くわかりにくくありませんか?
目次があって、該当ページに細かい説明が書いてあるやつですよ。
これって、実は職務経歴書としては、完全にNGなんです。
その理由はなぜだかわかりますか?
目次
職務経歴書は、あなたの取扱説明書ではない
取扱説明書とは、その商品の機能がすべて網羅されているものですよね!
ですから、基本機能に始まり、細部に渡って詳しく記載されています。そして、ほとんど使わない機能まで書いてありますよね!
つまり、取扱説明書なんて、誰も見たくないのです。必要な時のみに必要な箇所を確認するためのものです。
ですから、職務経歴書は、取扱説明書ではいけないのです。
では、職務経歴書は、どのような体裁にして、何をどう書けばよいのでしょうか?
職務経歴書は、あなたを簡潔にアピールする商品カタログである
それは、ずばり上記の小見出しのタイトル通りです。笑
職務経歴書は、取扱説明書のように、あなたのすべてを事を網羅するのでなく、購入してもらうために、消費者へどんなメリットがあるのか、その商品にはどんな便利な機能があるのかなどを、わかりやすく簡潔にアピールするものなのです。
では、転職における職務経歴書で考えた場合、どうすればよいのでしょうか?
職務経歴書の作成にあたっての重要ポイント
ここでは、あなたが職務経歴書を作成するための重要な考え方をお伝えします。
それは、❝あなたに興味があるので、詳しく説明してに来てほしい❞と採用担当者に思わせることです。
書類審査を通過するための職務経歴書の作り方(基礎編)
- 選考のために必要な情報のみを書く
採用担当者は、物凄い数の書類を見て、面接に進めるための人材を探しています。
ですから、尾ひれのついた余計な情報はまったく必要なく、逆効果となりますので、必要最低限の情報にしぼりましょう!
- 事実をわかりやすく簡潔に書く
自分をアピールしたいがために、ありもしないことを経歴、実績として書く人がたまにいますが、それは、すぐにバレますので、やめましょう!
- あなた自身のスキル、適正を書く
企業があなたに確認したいことは、「あなたはうちの会社の社風に合うか、スキルはちゃんとあるか」です。
そもそも持ち合わせていないスキルや、あなた自身のキャラクターを無理やり作っても意味がありません。
ここは、きちんと書きましょう!
- 仕事に対する情熱や姿勢、考え方をアピールする
スキルや経歴は大切ですが、採用企業の多くの場合、特に20代の若い人の場合は、ポテンシャルを重視する傾向にあります。
そのためには、今までやってきたことよりも、将来に向けてのあなた自身のマインド(考え方、仕事に取り組む姿勢、情熱)を見ます。
マインドが低い人は、仮に書類審査に通ったとしても、面接で確実に落とされます。
これは、何をするにも当たり前ですよね!
- あなたが採用される企業側のメリットをアピールする
あなたを採用すると、企業に取って、どんなメリットがあるのかを簡潔にアピールしましょう!
採用担当者に「ぜひ会ってみたい」と思ってもらうためには、あなたと会うメリットをわかりやすい文面で伝えることです。
ぜひ、トライしましょう!
以上、重要なポイントを書きましたが、じゃあどのように職務経歴書を作ればよいのでしょうか?
体裁としての全体のレイアウト、文字数、項目ごとの順番など、いろいろとありますよね!
職務経歴書には、さまざまな体裁があります。
それは、年代やあなたの経歴によっても、どこにメリハリをつけるべきなのかが異なるからです。
この記事では、基本的な考え方、ポイントをお伝えしました。
ここをきちんと押さえずに、いきなり体裁だけ整えてもまったく意味がありません。
内容も重要だからです。
ただし、内容がしっかりしていても、体裁が悪ければ、当然読んでもらえません。
職務経歴書は、内容+体裁の両方ともに重要
つまり、内容と体裁は両立させなければなりません。
これは、鉄則ですよ!
多くの求職者は、ここがきちんとできないまま、不完全な職務経歴書のまま、複数の企業へ乱れ打ちのように送って、書類審査すら通らないといったことが現実です。
ですから、何度も書きますが、とても重要です。
内容だけでもダメ、体裁だけでもダメ、両立が必要なのです。
さて、「見やすい」、「わかりやすい」、「内容もしっかりしている」といった職務経歴書って、どういったものなのでしょうか?
ここは、しっかり理解してもらいたい部分なのです。
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