
ここでは、「転職したいけれど、どうすればいいのだろう?」「何からはじめればいいの?」「難しいのかな?」といった疑問や不安を持つそんなあなたに、転職活動をスタートするための方法をお伝えしたいと思います。
さて、あなたが転職を考えた時に、まず最初にすることって、なんでしょうか?
とりあえずは、インターネットで転職に関する情報を探して、転職サイトに登録したりすることでしょうか?
あるいは、履歴書、職務経歴書を書き始めること、履歴書用の写真を撮りに行ったりでしょうか?
それ自体、あなた自身が行動を開始したということですから、前進していると言ってもいいでしょう。
ですが、その行動と並行して、ぜひあなたに覚えてほしいいくつかのポイントと、とても大切な考え方がありますので、まずは押さえましょう!
目次
転職する理由を明確にしよう
まず最初にあなたに考えてほしいのは、転職したいと思う理由を明確にすることです。
すでに、それがはっきりしている人は、次に進んでいただいて大丈夫ですが、まだ曖昧な人は、ここからスタートしましょう!
あなたが転職を考えているその理由をまずは、挙げていく作業から始めてみるのです。
「給料が安い」「上司、部下、同僚が嫌い」「残業が多い」「休みが少ない「仕事が楽しくない」「職場の雰囲気が合わない」「なんとなく職場を変えたい」
…….とか、いろいろありますよね!
これは、頭の中だけで考えるだけではなく、できれば、紙でもPCのワードでも何でもかまいませんので、書き出してみることをおすすめします。
”あなたが転職活動に踏み切るに至ったその理由を”です。
転職したら、それが解決できるか考えよう
あなたの転職したいと思う理由が書き出せたら、次にすることは1.で書き出したことが、転職することで解決できるのかどうかを考えてみましょう。
どうして、そんなことを言うのかを説明しますね!
転職する人の理由は様々ですが、その転職する理由がはっきりしても、実はそれが、転職することで解決できない場合があるのです。
それは、どういった場合なのでしょうか?
そして、なぜなのでしょうか?
例えば、今の職場の不満のみが理由で転職する場合です。
それは、何となく、取り敢えず、今の会社が嫌という理由のみで、「他に何かいい仕事ないかな?」とか「有名な企業で働きたいなー」「今の仕事は自分には向いていないのでは?」とかの場合です。
隣の芝は青い症候群に要注意!
ここでの重要なチェックポイントでNGなのは、『何となく』『取り敢えず』です。
それは、『今の会社より、自分に合った会社がどこかにあるかもしれないから、取り敢えず探してみよう』といった感じでの転職活動を指します。
これは、隣の芝は青く見える的な妄想に近い思考です。
この場合、転職する理由、目的が曖昧すぎるのと、そもそもの仕事に対する姿勢が、かなり甘いと言わざるをえません。
そういった考えのみの転職は、はっきり言って、やめた方がよいでしょう!
それは間違いなくおすすめできません!
であれば、今の職場環境の中で、あなたが改善できることを考えてみて、やってみることが先決です。
それはなぜだか、あなたはわかりますか?
転職しても不満がなくならないケース
その理由を説明しますと、今の職場の不満のみで転職したとしても、あなた自身は何も変わらないわけです。
つまり、転職先の会社でも似たような状況になった場合、「転職しても同じだった。転職先の職場でも不満だらけ」ということになりかねないからです。
それは、あなた自身の悩みや問題を解決したり、キャリアアップするためのはずの転職が、いつのまにか転職すること自体が目的化してしまうことに他なりません。
そうすると、転職を何度も繰り返すといったいわゆる「ジョブホッパー」という会社を渡り歩く「転職渡り鳥」といった生き方になるからです。
「転職オタク」という言い方もあります。(笑)
さて、あなたは、ジョブホッパーがなぜ、よくないかわかりますか?
転職は、その年齢によっても目的は異なりますが、特に20代、30代などでは、ステップアップするため、キャリアアップするための手段として、捉えるべきなのです。
それは、あなたのスキルを上げること=市場価値を高めることで、転職先の採用担当者があなたを評価し、その対価として今の会社よりも高い給与をもらうといったよいサイクルを作ることなのです。
それだけではなく、あなたのやりがい、生きがいにもつながるのです。
それこそが、転職の成功 です。
一方で、なんとなく、職場の雰囲気や上司が嫌いといった理由だけでの転職は次の会社でも同じ状況に陥ると、また転職という手段を用い、別の会社へ移るということになります。
そうなると、あなた自身の市場価値を高めるどころか、むしろ、下げてしまうことにもなりかねません。
転職の失敗とは、まさにこのことなのです。
「・・・・・・」
これは、なんとしても避けたいところですね!
それでは、あなたはどうすれば、いいのでしょうか?
転職の失敗回避策とは?
転職の失敗回避方法は、いつくかありますが、一言でいうと、あなたのワークライフをよりよいものにするために、どうすればよいかの戦略をきちんと立てることにつきます。
それは今の職場の不満以外の理由として、❝何のための転職なのか❞をきちんとあなた自身が把握しない限り、うまくいく確率を上げることは難しいのです。
職場の不安は誰にでもあるもの
職場に限らず、人はどんな時でも何かしらかの不満は必ずあるものです。
その不満に対し、どう捉えるのかによって、アプローチが異なりますし、解決する手段も違ってきます。
職場環境や仕事の内容においても、その不満のレベルだって人それぞれですよね?
仮にその手段として、転職を考えた場合、最初に考えるべきことは何か、そして、そこから導き出された問題点を解決するためのあなたが取るべきアクションは何かなど、本当に様々なことがありますね。
不満の感情だけでの転職は危険
つまり、あなたが抱える今の職場の不満を解消するためだけに転職を考えるのは止めましょう!
では、どのようにすればよいのでしょうか?
ここからは、かなり重要な考え方をお伝えしますね!
発想の転換が大切
それは、まずあなたの発想、思考の転換をすることです。
あなたが不満に思うその感情とは、ぜんぜん別の視点を持ってほしいのです。
それは、あなたの将来を左右するくらい大切なことなのです。
それは、あなた自身のスキル、他人からの評価を客観視することです。
この職場の不満といった外部要因というのは、あなたが変えることは決してできません。
常に不満の理由を外に向けるだけでは、何も変わりません。
人や職場環境は、変えることができない….
そうしたら、何を変えるべきなのでしょうか?
変えるべきものはあなた自身
それは、あなた自身なのです。
あなた自身を変えない限り、どうしようもないのです。
もし、今の状況から脱出する目的だけで、あなたが転職を考えているのであれば、それでけでは足りないのです。
なぜなら、外部環境に不満の根本原因がある場合、他の会社に転職しても、常にその外部環境によって、同じ不満が生まれる可能性が高いからです。
ですから、転職を期にあなた自身を変えるチャレンジを決意しましょう。
そうすれば、転職という手段があなたにとって、プラスに働く可能性があるのです。
それでは、あなた自身を客観視するには、どうすればよいのでしょう?
自分を変えるために考えるべきこと
これはあくまで一例ですが、
・あなたらしさとは何なのか?
・どんな状況がもっともやりがいを感じられるのか?
・今どんなスキルがあって、そのスキルをもっと伸ばすことで、それを活かせる環境のある会社を探そうとしているのか
などが挙げられます。
この自分を客観視する過程において、自分のスキルや評価の判断基準の参考となる診断ツールなどもありますので、そういったものも活用しながら、ネガティブな転職理由をポジティブに変換してみましょう!
これらのことについて、もっと詳しくどこかでお伝えしたい思います。
記事で特集を組むか、メール講座のコンテンツにも盛り込んでいく予定です。
ここは、転職をする人は必ず押さえておくべき重要なポイントなのです。
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